金曜日, 4月 19
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ITインフラの運用と保守のやりがい

ITインフラの運用と保守の仕事は、システムをゼロから開発することになる仕事と比べると、一見地味に思われることも少なくありません。しかし、運用と保守の仕事には、そこでしか味わえない醍醐味もあるのです。
まず、運用と保守の仕事とは、簡単にいうとシステムが稼働を始めてから安全に、そしてスムーズに稼働するようフォローしていく仕事です。また、システムを利用しているクライアントから変更や新たな要望を受ける場合もあります。
当初はシステム開発が完璧にできていても、時間が経過するうちに、様々なトラブルが出てくることも珍しくありません。そのため、実際にシステムを稼働させた場合、どのような状況の時にどのようなトラブルが発生する可能性があるのか、実践的な経験値を積むことができます。
さらに、それらを新規のシステム開発などにフィードバックすることが可能です。そのことから、運用と保守でも、よりよいシステムを開発するための一環を担っている気持ちが生まれ、やりがいを感じられるでしょう。
一方で、何らかのトラブルが出た際には、迅速で的確な判断力、そして対応が必要となってきます。トラブルが発生している間は、クライアントの業務が滞ってしまうケースもあり、少しでも早い解決が求められられるのです。
そこで、スムーズな解決ができた際には、達成感とともにやりがいを感じることもできるかもしれません。次はもっと早く解決できるようにと、仕事のモチベーションを上げることもできます。そして、クライアントから感謝の言葉を伝えられた際にも、やりがいを実感できるはずです。
そんな、やりがいもしっかりと感じられるインフラエンジニアは、縁の下の力持ちといっても過言ではありません。さらに、運用と保守からエンジニアの世界に入り、上流工程に携わるエンジニアへとキャリアアップすることも叶うのです。詳しくは、運用保守を仕事にというサイトで触れられているので、興味を持ったらアクセスしてみるといいでしょう。